ダイエットの敵?嫌われ者炭水化物は摂らないと健康を維持できない

ダイエットの敵?嫌われ者炭水化物は摂らないと健康を維持できない

炭水化物を摂ると太るという言葉に過剰反応して、「炭水化物抜きダイエット」をしていませんか?確かに体重は落ちるかもしれませんが、炭水化物を全く摂らないことは体調を崩す原因となります。ここでは、炭水化物と健康の関係性を説明します。

炭水化物の仕組み

炭水化物とは、食品における三大栄養素の一つで基本的な栄養素のことです。炭水化物はエネルギーの源になります。

脳にとって唯一のエネルギー源

ご飯やパン、じゃがいもなどに含まれているのが炭水化物です。炭水化物は糖質と繊維に分かれ、糖質は身体のエネルギー源に、繊維は体内を綺麗にして排出される役割があります。身体のエネルギーの7割前後が炭水化物から作られます。炭水化物は脳に必要です。身体に必要なエネルギーは、たんぱく質などを分解することで足りることもありますが、脳に必要なブドウ糖は、多くの場合炭水化物でしか得られません。ちなみに、脳に必要なカロリーは1日あたり、200~300キロカロリーとされています。

炭水化物が不足すると?

脳のエネルギーが足りなくなると、肝臓に貯められている糖を使います。肝臓に糖を貯める時、糖1gに対して水3gが付いた状態で貯められます。糖1gを使うと、体から水が3g抜けます。このように、炭水化物の摂取量が少なくなると初めに体重が落ちます。これは、肝臓の糖が消費されると同時に、糖と結び付いていた水分も体外へ出るからです。このように体重が減ることから、「炭水化物抜きダイエットは効く」と言われています。しかし、炭水化物を口にしない場合、以下のような症状を起こします。

脳が正常に働かない

炭水化物が不足すると、思考が低下したり疲れを招いたりします。そのため、「勉強・仕事が捗らない」などの症状が起こります。すると、当然ミスが増えてしまいます。脳を正常に働かせるには炭水化物が不可欠です。

脂肪が付いてしまう

炭水化物が少ないことは、燃やすためのエネルギーがないことを意味します。そのため体は冷えやすくなり、代謝が悪くなってしまいます。さらに、脳は栄養がしっかり補給できないと判断すると、緊急モードに入ります。脳の司令によって、身体にエネルギーや脂肪を蓄えるようになるため、脂肪が付きやすくなります。

うつ病に

炭水化物を摂取せずに、血糖値が低い状態が続くと脳内ホルモンが分泌されるため、うつ病や不眠症を発症したり、ストレスが溜まりやすくなったりします。このように、炭水化物の不足は脳の働きを妨げ、太りやすい体質にするだけでなく、うつ病などの原因になります。

炭水化物を摂り過ぎると?

脂肪になる

炭水化物は吸収が良く、脂肪になる速度が早いため、炭水化物を摂り過ぎると血液中の血糖が脂肪として蓄えられます。砂糖が多く使われている菓子パンやお酒は、もとは炭水化物で吸収が良いため、摂取には注意が必要です。

上手な摂り方

ゆっくり噛む

よく噛まずに食べると、血液中の糖分が一気に上昇しインスリン(血糖バランスを調節するホルモン)が上手く効かなくなってしまいます。インスリンは血糖バランスを保つために、血糖を脂肪に変化させて蓄えるように指示をします。このようなことから太ることがわかります。炭水化物を上手く摂取する方法は、血糖値を徐々に上昇させることです。ゆっくり噛むことで、体に少しずつ糖分が吸収され、インスリンが急激に反応することを防げます。

野菜から先に食べる

最初に野菜またはスープを先に食べると、食物繊維が間に入るため炭水化物が緩やかに消化されます。また、酢の物や酢の効いたドレッシングといった酸味のあるもの含まれる有機酸には、血糖値の急激な上昇を抑制する作用があります。積極的に酢の物などを献立に加えてみましょう。

まとめ

炭水化物は人間が生きていく中で必須となる栄養素です。食事をする時は、野菜から食べてゆっくり噛むことを意識すれば、炭水化物を上手く摂ることができます。炭水化物を無理やり抜いている人は、食事を見直して炭水化物を取り入れる勇気を持ちましょう。

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元気もりもりは健康に関する様々な知識を紹介するサイトです。普段何気なく行っている運動や、食べるもの、飲むものについても考えていきたいと思います。

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